일본 간토지역의 철근 가격이 오를 것으로 전망된다. 이지역 제강사들은 전기요금과 철 스크랩 가격 상승으로 원가가 올라 수익성 개선이 필요한 상태. 건설사들은 수익성 악화를 이유로 인상에 난색을 표시하고 있고, 신규 계약도 적어 제강사와 건설사간의 협상은 난항이 예상된다.
도쿄지역의 철근 가격은 직송 11만 8,000엔~12만 엔(SD295.16~25㎜) 정도이다. 직송 가격은 지난해 2월 러시아의 우크라이나 침공으로 급등하면서 4월에는 12만 1,000엔~12만 4,000엔까지 올라 역대 최고치를 기록했다.
여름까지 고공비행을 이어가다가 원료 시장 약세와 소비 둔화로 9월에는 3,000엔 하락했다.
최근에는 전기요금이 오르면서 전기로의 생산 원가가 오르고 있다.
関東地区の異形棒鋼市況/下値切り上げ進む/コスト高でメーカー売り腰強化
2023.01.31 鉄鋼新聞記事情報 01面 (全859字)
鉄筋コンクリート造(RC造)の主要部材となる異形棒鋼の関東市況で、下値切り上げが進んでいる。鉄スクラップや電気料金の高騰により、電炉メーカーが売り腰を再び強めているためだ。だが、ゼネコンなど大口需要家は採算悪化を懸念し、値上げ要請には難色を示している。新規商談にも活況感がなく、こう着状態が続きそうだ。
足元での東京地区の市場価格は、ベースサイズ(SD295・16~25ミリ)の直送が11万8千~12万1千円、在庫が13万1千~13万5千円どころ。
直送価格は昨年2月のロシアによるウクライナ侵攻を機に急騰局面に入り、4月には過去最高の12万1千~12万4千円に到達。夏までは高値圏を維持したが、原料市況の弱含みや需要家の調達意欲が低下したため9月に3千円反落し、下値を切り下げながら越年した。
だが、原油などエネルギー価格の上昇から電力各社が電気料金を断続的に引き上げ、電炉のコストを圧迫。昨年12月には海外需要の回復から鉄スクラップも急反発し、年明けも
原料や諸コストの高騰を理由に、メーカーは追加値上げを需要家側に打診しているが、ゼネコンは抵抗感を示している。「鋼材だけでなく、副資材や労務費も上がっているので、中小案件では計画を見直す動きも出ている」(総合建設幹部)ためだ。製品や原料の国際市況も注視しながら、旧正月明けの中国などアジア諸国の動向を探っている面もある。
商社筋によると、昨年12月の関東地区メーカー発注量は、高位だった前月までの反動から3割近く減少した。長期契約を避ける商慣習の見直しが進み、適正納期での発注が中心なため、現在は春先の納入案件の手配が中心だ。
新規商談が精彩を欠き、ひっ迫感がなく、価格交渉も下値切り上げが中心となっている。関西地区電炉大手の生産停止に伴い、懸念された高強度フープ筋(せん断補強筋)の品薄見込みも代替品の手配が進み、最悪の事態は回避されつつある。23年度は都市部での再開発事業がめじろ押しで、需要回復が期待されるが、目先は様子見で推移しそうだ。

